９月に入り少しずつ「秋」を感じるようになってきました！

朝晩の気温は少しずつ下がり、秋の風が心地よい季節ですね。

日本酒蔵元から、「ひやおろし、秋上がり」といった季節のお酒も出てきております。季節を感じる日本酒を是非、お楽しみください。

 

 

今月の「地酒倶楽部　蔵」は、新潟県を代表する「〆張鶴」、新潟県で誕生した酒米「越淡麗」、地元村上産のものを100%使用して造られた秋の限定酒。〆張鶴らしい淡麗ながら柔らかく落ち着きのある味わいが特徴です。旨味を凝縮した紅白魚と共にお楽しみください。

 

［新潟］〆張鶴　純米吟醸　越淡麗

［おつまみ］紅白魚

 

 

ストーリー

 

【〆張鶴】宮尾酒造

 

 

淡麗旨口————

「〆張鶴」の酒質を言葉にすれば、こんな表現になるでしょうか。
少しでも“いい酒”を造ろうと、蔵が一丸となって築きあげてきた味わいです。

宮尾酒造の創業は文政2年（1819）。蔵を構える新潟県村上市は、五百万石や越淡麗など、良質な酒造好適米を産出する米どころ。また、酒の味に影響を与えると言われる水は、敷地内の清冽な井戸水を仕込みや洗い水などに使用しています。
宮尾酒造に脈々と受け継がれてきたのは、酒造りに対する真摯な姿勢。良質の米と清冽な水を原料に、より皆様から喜んでいただける“うまい酒”を目指し、杜氏と蔵人たちが日々酒造りに努めています。

 

 

原料となる米と水は、村上の自然がもたらす恵み。

宮尾酒造では、自社精米工場を所有し、その年の米質を見極めながら、
仕込みに最適な原料米の用意ができるよう
自社による丁寧な精米作業を行っています。

酒の味に影響を与えるといわれる仕込み水は、敷地内の井戸水を使用しています。この清冽な地下水は、朝日連峰を水源とする伏流水で、きめ細かな甘みを持つ軟水です。

 

 

 

旨い日本酒を造るために、研鑽と挑戦をしつづけます。

「醸道無限」————宮尾家には、2代目宮尾又吉が当時の酒造技術を記した「酒造伝授秘法の巻」が伝わっており、創業当時から良質な酒造りにこだわり、取り組んで参りました。

その「品質第一」の想いのもと、すでに昭和40年代には純米酒造りを行い、現在も純米酒市場のリーディングブランドとなっています。
宮尾酒造では、普通酒の「〆張鶴　花」でも「吟醸酒」の表示基準である60％まで精米した原料を使用しております。

 

 

 

最高の状態でお届けするために、できることをすべてやる。

宮尾酒造は、県内最大級の冷蔵倉庫を所有し、大吟醸、純米大吟醸は全て、もろみを搾り、火入れと同時にビン詰めし、冷蔵貯蔵しています。
それによって、それぞれのお酒にとって最適な状態で、華やかな香味をそのまま閉じ込めて貯蔵、熟成することができます。その他のお酒に関しても、全量冷蔵完備した貯蔵庫で管理しています。

出荷をする酒は原酒の段階とビン詰め前に幾度も利き酒を繰り返し、品質の確認に努めています。

 

真摯に酒づくりに向き合う姿勢こそが
〆張鶴二百年の哲学です。

 

 

【紅白魚】千田佐市商店

明治３０年より続く老舗佃煮屋、千田佐市商店の佃煮ブランド。

秋田県八郎湖の東南に位置し、明治３０年頃、佃煮の製造業をはじめた初代千田佐市の名を受け継ぎ、八郎湖で獲れるわかさぎ製品を中心に伝統の味を作り続けています。老舗の味を守りながらも、新商品の開発にも力を入れ、こだわりの製品を提供しつづけています。

 

＜こだわり其の１＞

職人が漁港へ行き、鮮度が良く高品質な素材だけを厳選しています。

＜こだわり其の２＞

素材を生から炊き上げる「生炊き製法」で旨みを逃がさず凝縮しました。

 

商品詳細

日本酒：【〆張鶴】純米吟醸　越淡麗

 

 

 新潟県で誕生した酒米「越淡麗」を、地元村上産のものを100%使用しています。50%まで精米し、越淡麗の特徴を活かせるように丁寧な酒造りを心がけ仕込まれています。上品な香りとキレの良い味わいが特徴です。

 

産地：新潟県

蔵元：宮尾酒造

使用米：新潟県村上産：越淡麗
精米歩合：50%
アルコール分：16％

 

 

おつまみ：【紅白魚】

八郎湖産の高級魚「白魚」を伝統の製法で炊き上げ、川海老と和えました。色鮮やかな紅白の色合いで、お酒との相性が良い逸品です。

産地：秋田県

製造：千田佐市商店

原材料：
白魚、川海老、砂糖、還元水飴、酒、醤油、食塩、発酵調味料、水飴、本みりん、酢、寒天、紅麹色素
(原材料の一部に大豆、小麦を含む)