ウォーターストーン エクストラ・エディション ホワイト カリフォルニア
WATERSTONE EXTRA EDITION WHITE CALIFORNIAテイスティングコメント
数多のぶどう園とのネットワークを持つブレントさんが目利きし、有名ワイナリーで醸造長メーカーを務めたローリーさんが全身全霊を込めて仕上げます。「ウォーターストーン」の名はこれまでナパのワインにしか使えませんでしたが、出来があまりにも素晴らしかったため、「特別にエクストラ・エディション(番外編)として名乗っていいよ」とワイナリー名を冠することに!
鮮烈な果実のフルーティさに驚きました!最適なバランスで収穫された「ルーサンヌ」を一部木樽で熟成。クリーミーな口当たりと果実味、程よい酸味のバランスがどんな時でも楽しめる一本に仕上がりました!
蔵直®ストーリー
ガレージワインとはまさにここ。小さな小さなクラフトナパワイン。
1976年 パリティスティングで、多くのフランスのワインのプロにより、フランスの超高級ワインと、当時話題になり始めていたカリフォルニアのナパ産のワインのブラインドティスティングが行われ、何と、赤、白ともに、一位になったのがナパ産のワイン!
この出来事は、ワインの歴史の中、ナパヴァレーのワインが世界に君臨するきっかけとなりました。
その後、ナパヴァレーのワインは、ぐんぐんと品質をあげ、多くの有名ワイナリーが設立され、今や、ワインマニア垂涎のワイン産地となりました。現地を訪れると、大きなワインリーのティスティングルームが、まるでテーマパークのように並び、ワインの試飲やレストラン、ショップまで併設しているところも数多くあります。
何か国かの通訳ガイドを揃えたオーパスワンのようなワイン博物館のようなティスティングルームもあり、ナパのワインは知名度と共に、価格もうなぎ登りに上がっており、1990年代には4000円だったワインが、4万円、5000円だったワインが5万円、どころか、数十万円というワインもたくさん登場しています。
しかし、そんなワイナリーを支えているのは、葡萄農家の人たち。ナパでは、〇〇ヴィンヤード(葡萄畑)と、この葡萄なら、〇〇さんの畑と、良いワインを造るのには、葡萄畑とのパイプが大切なのです。
そんなパイプを強く持っているのが、このウォーターストーンのブレント ショートリッジさん。ハーバード大学を卒業し、ナパヴァレーワイン協会等で、ナパワインの品質向上に尽力し、ついに、自分で「最高のナパワインを造る」と、ワイン造りを始めました。
ただし、ブレントの考えは、
「最高レベルのワインを、手頃な価格でお客様に提供する」こと。まさにヴィノスやまざきと同じ考えだったのです。
ヴィノスやまざきも、カリフォルニアワインのスタートが、大きなワイナリーではなく、葡萄農家の造るワインだったことから、その農家の紹介でブレントと知り合いました。
全く同じ考えの者どおし意気投合し、それから最強のパートナーとなりました。
最高級のワインが出品されるナパヴァレープレミアムオークションで高値が付くワインを、ヴィノスには原価で譲ってくれたり、ヴィノスも、コロナ禍でウォーターストーンのワインがレストランに卸せず困っていた時に、顧客の皆さんと力を合わせて彼を助けたり、親戚というか、同志のような関係なのです。
大きな醸造所やテイスティングルームを持たないことで、ぶどう農家との強いパイプで質の良いぶどうを入手し、醸造所を借りてワインを造るという、徹底的に無駄を省いた(オフィスさえ、シェアオフィス!)ワイナリー。しかし、良い葡萄と醸造家にはこだわり、彼の片腕の醸造家は、超有名ワイナリーで最高のワインを造っていた伝説の女性ワインメーカー、ローリーフック。一流の葡萄畑の葡萄と、一流の醸造家、しかし、派手なティスティングルームやオフィスは持たず、一流のワインを日常価格で提供する、まさに、ナパヴァレーの異端児でもあります。
コストパフォーマンス抜群で、過去にはワイン雑誌で「最もコストパフォーマンスの良いナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン」と評されたこともあります。
また、当店のためにカリフォルニア州モントレーからぶどうを買い付けて造ってくれたオリジナルワイン「Dearich」や、ナパ以外の葡萄で造った「Waterstone EED」など、当店のお客様のために、ナパの常識を覆したワインを造ってくれます。大親友ブレントさんが経営する小さな小さなクラフトナパワイン、是非お試し下さい。
奇跡の復活!農家の底力を感じる濃厚シャルドネ