ドメーヌ・ジボー ル・グラール 2016
DOMAINE GIBAULT LE GRAALテイスティングコメント
蔵直®ストーリー
2,250km走って80種類試飲し、ついに見つけた夢の白ワイン!
フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランといえば、ロワール地方東部のサンセールやプイイ・フュメといった産地が有名です。
ヴィノスやまざきも早い時期から、美味しいサンセールやプイイ・フュメを輸入してきましたが、今ひとつ物足りない・・・そう感じていました。「1万円位のサンセールになると、味ももっとフルーティで樽もかかっている。
そんなソーヴィニヨン・ブランのワインを3,000円以下で売れたら・・・」と強い思いを胸に、ロワール地方に渡り、ありとあらゆるドメーヌ(生産者)を回りました。
朝から晩まで、ソーヴィニヨン・ブランの試飲、試飲。白ワインの試飲がこれほど苦痛に思えたのは初めてです。
どのワインを飲んでも、とにかく「酸っぱい!」。
酸がしっかりしているのはソーヴィニヨン・ブランの特徴ですが、やはりぶどうを完熟させ収穫量を落とさないと、ほどよい果実の甘さは出てきません。
納得できるものはやはり高いと諦めかけていた時、ロワール地方の中央に位置するトゥーレーヌ地区のドメーヌ・ジボーという蔵元を紹介されました。
畑の中にある小さな家で試飲したソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュでトロピカルフルーツのような溢れる果実味、柔らかい酸味、そして旨味のある味わい・・・それはまさに私たちが探し求めていた味だったのです!!
日本では無名な産地でも、自然な栽培方法を用いて丁寧にぶどうを育て、完熟したソーヴィニヨン・ブランで造る白ワインは最高でした!
聞けば、世界のソーヴィニヨン・ブランのコンテストでもトップになったことがある実力派。
奥様と二人、手造りで造る無名のワインこそ、私たちの理想のワインだったのです。
2,250㎞走って80種類試飲し、遂に見つけた奇跡の夢ワイン