シャトー・ラ・グラーヴ・プリヴィレージュ・赤樽熟成
CHATEAU LA GRAVE CUVEE PRIVILEGE ROUGEテイスティングコメント
蔵直®ストーリー
ピンチヒッターがスタープレイヤーに変わった!努力と奇跡の南仏ワイン
南フランスのラングドック地方でワイン造りを行う小さな農家「シャトー・ラ・グラーヴ」のオロスケットさんと出会ったのは、今から15年前。彼の叔父様が造るワインが当店で大ヒットし、完売続きだった中、甥であるオロスケットさんが、「自分のワインの味も試してほしい・・・」と、現地を訪問したのがきっかけです。
叔父様のところのワインのスタイルが変わり、お取引を中止し、最初はピンチヒッターのつもりで輸入を始めましたが、とにかく品質に対して安い!そして、ヴィノスやまざきが求める無理難題を、実直に次から次へと取り組んでいってくれたのです。
キリッとしているのに、ボリュームもある、美味しい白ワインが欲しい・・・
それを造るために、彼自身が真夜中にヘッドライトを付けて収穫する・・・
とにかく濃くてフルーティーなヌーヴォー(新酒)を造ってほしい・・・
それを造るために、完熟を待ち収穫を遅らせ、力強く果実味豊かなヌーヴォーを造る・・・
オロスケットさんの、ヴィノスやまざきのお客様のために真摯に向き合う姿に心を打たれました。
さらに、ヴィノスやまざきが2年に一度開催している、ワインと日本酒のフェスティバル『蔵の祭典』にオロスケットさんを招待した際、世界各国のワインをテイスティングし、「自分ももっと良いワインを造らないと・・・」と刺激を受け、ますます発展を続ける彼の姿は、職人そのもの。彼の決意の通り、シャトー・ラ・グラーヴのワインは、常に品質が上がり続けています。
現在、シャトー・ラ・グラーヴは、ヴィノスやまざきでもお客様から長年ご好評いただいている人気蔵元の一つになっています。「実直で真面目にワイン造りをする人のワインを、お客様は愛してくださるのだ」と実感しました。ヌーヴォーを始め、多くのワインで地元コンテストでも最高賞を受賞するシャトー・ラ・グラーヴのワインを飲むたびに、造る人の人柄が味にでるのだ・・・と、改めて思うのです。
フルーティでスムーズな喉越しの赤ワイン!