テ・マニア ピノ・ノワール リザーヴ 2021
TE MANIA PINOT NOIR RESERVEテイスティングコメント
蔵直®ストーリー
徹底的な手作業で、自然と環境に配慮したナチュラルなワインを生み出す、小地区の実力派ワイナリー
テ・マニアは、ニュージーランドの南島「ネルソン地区」にある蔵元。多くの有名ワイナリーが位置するマールボロ地区に隣接し、気候や土壌も似ていますが、数十軒のワイナリーしかない、まだまだまだ無名の小さな生産地区です。その中でも、テ・マニアは高い評価を獲得しています。
日照量に恵まれた同地区は、山に囲まれ、北側は海からの涼しい風が吹き抜けるため、昼夜の温度が大きいのが特徴です。こうした環境下で育ったぶどうから造られるワインは、果実味が豊富で香り高く、酸味がしっかりしています。
2010年からは減農薬農法から完全有機農法に移行し、地球にやさしく環境に配慮した自然派農法に取り組んでいます。5年間にも渡る厳しい審査で有名な「Bio-gro」という有機認証を取得した畑では、徹底的な手作業で健康的なぶどうが栽培されます。
彼らの収穫量は本当に少なく、また一人で畑の作業からワイン造りを行っているため、ヴィノスの「蔵の祭典」に招へいしても、どうしても畑を空けられない、と、お断りされてしまう程の小規模家族経営の蔵元です。
小規模で生産量が少ない故に、なかなか現地を訪問する機会もありませんでしたが、2023年に「どうしても、訪問したい。」という、ヴィノスやまざきの若手店長たちの熱意で、訪問が実現。これからも長いお付き合いを約束してくれました。
テマニアは有名評論家より、「ニュージーランドでTOP10に入る生産者」と言わしめたほどの実力派蔵元です。ニュージーランドの有名コンクール「ブラガトワインアワード」では、過去二度に渡りトロフィーを獲得していますが、このトロフィーは有名になる前から育ててくれた、ヴィノスやまざきのお客様が送られるべき賞なのです。と、有名になっても、日本のお客様の為に努力を続ける蔵元なのです。
有機ぶどうの果実味が豊かで上品なピノ・ノワール!