そごう横浜のお酒売場は、実は、ヴィノスやまざきだけでなく、エノテカはじめワイン専門店が集結した、全国でも屈指のワイン売場です。
この売場で、毎月圧倒的な人気を集めているスパークリングワインがあります。
これだけの売り場ですから、有名シャンパーニュ(フランス・シャンパーニュ地方の瓶の中で発酵・熟成させる有名な泡のこと)が人気と思いきや、実は違うのです!
え?では1000円以下の安いスパークリング??
いえいえ、違います。なんと、2,380円(税別)の「モンマルサル・エクストレマリウム」です。
このワインは、シャンパーニュと同じく、ボトルの中で泡を発生させて熟成させる「瓶内二次発酵」製法で造られる、「カバ」と呼ばれるスペイン産のスパークリングワイン。
実際に、クリスマス時期の12月には、なんとヴィノスやまざき以外も含めたそごう横浜のお酒売り場の全商品の中で、売上本数ベスト1位でした!
過去には国内ワイン誌の「スパークリング王座決定戦」で第1位に輝いたことも!
※掲載時よりラベルが変更となりました。
どのように、こんな売れるワインを探すのか?
買付隊長の種本に聞いてみました。
1993年、「安くて美味しいワイン」を探していて、南フランスのラングドック地方からワインの輸入を始め、お客様の声で輸入したワイン達が大ヒットしたのが、ワイン人生の始まりでした。
でも、どうしても、本格的スパークリングはフランスでは高くて、国境を越えてスペインで「カバ」に出会ったのでした。しかし、カバは日本の大手ビールメーカーのように、大手数社がほとんどのシェアを占めており、手造りの小さな農家のカバは、とにかく高い!
毎年毎年スペインを訪問し、ついに出会ったのが、このモンマルサルという家族経営の蔵元でした。
一番低価格のパラウ(1,380円税別)をお披露目したところ、「まるで5,000円クラスのシャンパーニュ!」と、お客様から大絶賛をいただき、すべて完売・・・
そして、何度も訪問して、ついに紹介して頂いたのが、彼らの看板ワイン「モンマルサル・エクストレマリウム」でした。
カバによく使われる地場品種3種類に加えて、樽熟成したシャルドネ種をブレンドしており、通常のカバよりもより複雑で、飲み応えのある味わいに仕上げております。
実は、オーナーのサンチョさんは、元音楽家。
地下のカーヴでは、クラシック音楽を聴かせながらワインを熟成させています。「ワインの熟成も、人と同じように、良い音楽を聴かせて熟成させたい」と、音楽を流しているのだそうです。
そんな人気ワインの造り手から、2種の限定ワイン「アウレウム」と「グランキュヴェ・ロゼ」が、まもなく到着いたします!
「アウレウム」は、シャンパーニュ顔負けの42カ月以上もの長期熟成を行った、蔵元最高峰のカバ。
現地を訪問した際に、特別なお客様だけに出される超限定品。
柑橘類やりんご、ブリオッシュのような、華やかで複雑な香り。そして繊細で上品な味わいながら、長い余韻がいつまでも続きます。
お客様からも「次回の入荷はいつですか?」とリピートされる方もいらっしゃいます。
生産量の少なさに、入荷すると瞬く間に完売してしまう、入手困難な「幻のカバ」なのです・・・
そして、「グランキュヴェ・ロゼ」は、春の気分を先取りするような華やかな色合いの、限定入荷のロゼ・スパークリング。
高級赤ワインにも使用されるピノ・ノワール種100%で造られるこのワインは、フリーランジュース(=ぶどうを圧搾せずに自重で流れる果汁で、圧搾していないので量が少なく味や風味が濃い)のみを使用した、まるで「贅沢の極み」のような一本です。
こちらの限定ワインは、どちらも数が少なく、入手困難です・・・
2月27日(土)に入荷予定となりますので、ぜひお早めに手に取っていただければと思います。
暖かい春のような陽気の日も、少しずつ増えてきましたね。
春が待ち遠しいこの季節、ご自宅用に、大切な方へのギフトに、ぜひご利用くださいませ。