この度は、蔵直®ワイン定期便にご入会、ご継続いただき誠にありがとうございます。当店の蔵直®ワイン定期便は、30年以上お客様にご愛顧いただいております、頒布会です。
この「銘醸スパークリングワインコース」は、お客様の声にお応えし、今回から新設された蔵元のこだわりのあるスパークリングだけをご提供するプレミアワインコースです。
初回となる今月のワインは、シャンパーニュの中でも蔵元の数量限定の最高峰キュヴェをご紹介いたします。

ミラン テール・ド・ノエル グラン・クリュ 2018
ストーリー
「シャンパーニュ」は、スパークリングワイン(発泡性ワイン)の中でも、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、ぶどう品種や熟成期間など、現地のいくつもの規定を満たしたワインだけが名乗ることができます。
「格別に美味しいシャンパーニュは、高いものばかり…本当に美味しくてコストパフォーマンス抜群のシャンパーニュを探してきてほしい。」というお客様からのリクエストを受け、シャンパーニュ地方の村々を訪ね歩きました。
そして辿り着いたのが、シャンパーニュ地方南部コート・デ・ブラン(フランス語で「白い丘」)の中でも、特級の格付けを持つ「オジェ村」。その名前の通り、シャンパーニュ地方でも白ぶどうのシャルドネ種で有名な産地で、特にオジェ村はシャルドネ種などの白ぶどう100%で造られる「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれるタイプのシャンパーニュを得意としています。
代々、ぶどう造りに専念し、あの有名シャンパーニュのメゾンに100年に渡りぶどうを提供してきました。そして、ある日彼らは自分たち自身でシャンパーニュを造ることを決意します。
昔ながらの機械も使い、伝統と最新技術を融合させながら、ぶどうにとって、そしてシャンパーニュにとって一番良い方法を選択しています。一部のキュヴェには今ではシャンパーニュ地方でも少なくなっている樽熟させたものもあります。
この「テール・ド・ノエル」はこの蔵が所有する単独畑の名前で、そこから収穫されたぶどうだけを使う特級(グラン・クリュ)のキュヴェになります。一部には75年以上の樹齢のぶどうも使用され、また細かく分けて醸造することにより、常に状態をチェックしながら丁寧に熟成した後にブレンドされます。
二次発酵のために瓶に詰められた後も、温度・湿度が安定した地下のカーブにて長期に渡り熟成されます。熟成が長いほど、スパークリングの命である泡が細かくなり、まろやかな口当たりとなります。
初めてこのキュヴェを飲んだ時の驚きは忘れません。酸味も綺麗で繊細ながら、ボリューム感があるのが不思議でした。しかし、彼らから話を聞くと、この「テール・ド・ノエル」の畑はすり鉢状になっており、他の村からの冷気が入り込むことがなく、平均気温が他よりも1度以上高いそうです。そのため、ぶどうが完熟することにより、シャルドネだけながら、これだけのボリューム感を表現することができるそうです。
商品詳細
スパークリングワイン:ミラン テール・ド・ノエル グラン・クリュ 2018
長期熟成による、黄金色の色合いに細かな泡が立ち上ります。ミネラル感を想像させる凛とした果実の香りにナッツのような奥深い香りが続きます。口に含むと、クリーミーな泡の口当たりに、シャンパーニュ独特の熟成香が鼻を抜けます。シャルドネだけで出来ているにも関わらず、複雑な味わいを感じます。エレガントな酸味と程よい果実味、そして長い余韻が特別なキュヴェであることを実感せざるを得ない状態に導いてくれるでしょう。
蔵元:シャンパーニュ ジャン・ミラン
産地:シャンパーニュ地方 オジェ村
品種:シャルドネ 100%
ペアリング:エビやキスなどの繊細な味わいの天ぷら(塩で)、鯛のカルパッチョ、あまり香りの強過ぎないウォッシュチーズなど
次回のお引き渡しは、6月15日(日)の開始を予定しております。(配送のお客様は15日以降の最短土曜日~)
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。