4月、春らしい陽気になりました!昨年10月から造り始めた日本酒も、これからシーズン毎にリリースされるなどワクワクが止まりません!是非、季節のお酒もお楽しみください。
今月の「地酒倶楽部 蔵」は、初亀で長年愛され続けている純米酒「岡部丸」と触感と旨味を楽しめる「海つぼの醤油煮」この組み合わせは、どちらもの旨味も引き立てます。
【静岡】初亀 岡部丸720m
【静岡】海つぼの醤油煮500g
ストーリー
【初亀醸造】
静岡最古の酒蔵
寛永13年(1636年)屋号を「足名屋」とし、初代当主・橋本九郎右衛門が駿府城からほど近い場所(現在の静岡市葵区中町)で酒造業をはじめました。明治9年(1876年)には藤枝市岡部町の造り酒屋を買収し第2醸造所として操業を開始。後に岡部町の蔵に一本化されて現在に至ります。現存する中では静岡県で最古、全国でも31番目に古い歴史を持つ酒蔵です。銘柄である『初亀』は「初日のように光り輝き、亀のように末永く栄える」事を願い命名されました。
初亀醸造は全国的にも早くから「吟醸づくり」に着手した蔵のひとつで、昭和42年(1967年)には主要な3つの鑑評会においていずれも第1位を獲得したことを記念し「大吟醸 愛」の市販を開始。続く昭和52年(1977年)には「日本で最も高価な日本酒」として当時の小売価格1万円の「秘蔵大吟醸 亀」の発売に踏み切り、「大吟醸の初亀」として全国にその名を馳せ、高級日本酒の市場創出に貢献しました。
静岡の食文化との調和
蔵を構える静岡県は日本のほぼ中央に位置し、南側には太平洋に面した約500kmの海外線を有し、北側には3,000m級の山々が連なります。中でも標高3,776mの富士山と水深が2,500mの駿河湾は共に日本一を誇り、この豊かな自然の恩恵を受けて育まれた多彩な海と里の食材が静岡の食文化を発展させました。こうした背景から、初亀醸造は「静岡のヒト・食文化との調和」を第一に考え、丁寧な手仕事と感謝の心で酒を醸しています。甘さと酸味は控えめで、爽やかで品のある香りをまとい、口当たりは軽やかで酒米由来の程よい旨味が口の中で広がります。初亀が理想とする「静岡型」のクラシックな日本酒の世界観を、ぜひ四季折々の御料理と共にご堪能下さい。
厳選した酒米と清冽な水
原料米には静岡県のオリジナル酒造好適米「誉富士」と兵庫県特A地区東条産の「山田錦」を主に使用。いずれも比較的気温の低い時期に登熟期を迎える「晩稲」品種であり、大粒で高精白に耐え、醪によく溶け、熟成に適した初亀醸造にとって理想的な酒米です。
また、蔵内の地下約50mの井戸から汲み上げられる南アルプスの伏流水は、水質が良いのはもちろんのこと水量も非常に潤沢で、洗米と浸漬、酒の仕込み、割水、用具の洗浄に至るまで全ての醸造工程で使用されます。日本酒の成分の約8割を占める水は、蔵の酒質や個性を決定づける重要な要素の一つです。この適度なミネラルを含む清冽な水なくして初亀が理想とする旨酒を表現することは出来ません。
<株式会社ふかくら>
株式会社ふかくらは、明治40年、静岡県清水市で創業。
水産中卸業者として、駿河湾で獲れる魚や海外から輸入した魚を、干物、切り身などの食べやすい形に加工し、原料・製法・品質管理を徹底し製造、販売しております。「地域の食文化を残したい、思い出の味をできるだけ多くの方に味わったいただきたい」そんな思いで今回の海つぼの酒醤油煮は開発されました。
商品詳細
日本酒:【初亀 】
岡部丸の「丸」は蔵元が保健所から貰い受け、17年間生活を共にした愛犬の名前に由来。「丸ちゃん」のように人に愛され、人の心を癒す、そんなお酒となることを願って命名されました。原料米には当蔵と地元の酒米生産者で組織する「朝比奈酒米研究会」が育て上げた山田錦を全量使用。米本来の旨味を引き出しながらも、口当たり柔らかく、穏やかな酸味が全体をまとめ食事に寄り添う初亀らしい味わいです。
産地:静岡県
蔵元:初亀醸造
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:朝比奈酒米研究会 山田錦
精米歩合:麹米・掛米ALL55%
アルコール分:15%
おつまみ:【海つぼの酒醤油煮】
国産バイ貝を「酒・醤油・塩・昆布出汁」で調理しやわらかく仕上げました。そのままでも冷やしても美味しくお召し上がりいただけますが、水をはった鍋に袋ごと入れ、沸騰したら火を止めて3分ほど温めていただくと、さらに美味しくお召し上がりいただけます。
※注意点 貝破片、砂などが混入している場合がございます。袋のふちや貝殻などでケガをなさらないようお気をつけてください。 加熱時はやけどなどをしないようお召し上がりください。
製 造:株式会社ふかくら
内容量:500g(固形物250g)