毎日蒸し暑い日が続き、本格的な猛暑が到来となりますが夏バテなどされていませんでしょうか。
先日、買付隊がカリフォルニアと南米を訪問し、秋からの本格ワインシーズンに向けての買付けだけでなく、ヴィノス史上初となるウルグアイ・ヌーヴォーのプロジェクトでガルソンを訪問して、夏ヌーヴォー(新酒)の味わいをチェックしていきました!「美味しい」と買付隊一同納得の味わいに仕上がりましたのでご期待ください。
7月の「うま得赤赤コース」は、当店のロングセラー蔵元「テラ・マター」から熱烈なオファーをいただいた新商品や買付隊がコスパ溢れるワインと納得した味わいをお楽しむください。
ストーリー
このワインを造る蔵元、テラ・マターとの出会いは、今から20年以上前。今でこそ、日本に輸入されるワインの国別輸入量で5年連続第1位になるなど、コストパフォーマンスの高さで人気となったチリワインですが、当時の日本は「ワインといえばフランス」という時代。まだまだ知名度は低く、店頭で手に取る人はほとんどいませんでした。
そんな中、「本当に美味しくて手頃なワインを探しているなら、ぜひこれを飲んでみて欲しい」と紹介されたのがテラ・マター。
「こんなに飲み応えがあって、コストパフォーマンスの高いワインがあるなんて!」と衝撃を受けたことが、チリワインの直輸入に踏み切るきっかけとなりました。
ヴィノスやまざきのチリワイン直輸入第一号蔵元で、「テラ・マター=母なる大地」という名の通り、その土地の恵みを最大限に表現したワイン造りを行います。
チリでもっとも古いぶどう農家が所有する畑を受け継ぎ、古木のぶどうも所有。こだわった区画の自社ぶどうを使用し、突出したクオリティのワインを生み出します。
現在では、ボルドー5大シャトーの一つ「シャトー・オー・ブリオン」で醸造経験を積み、チリの名門「カネパ」で醸造責任者を10年間務めた女性醸造家パウラ氏が、醸造チームを率いています。
女性ソムリエが選ぶワインコンテスト「SAKURAワインアワード」では、女性ワインメーカー賞を受賞した実力派です。
このワイナリーの上のクラス「アルタム」は、日本のテレビ番組の目隠しテイスティングでボルドーの超有名ワイン(数十万円)と間違えられた程、奥深く複雑味のある味わいのチリワインを造っています。
メルセッド・デル・マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン
*ヴィーガンの認証
「テラ・マター」から新商品をリリースするからまずは定期便のお客様に味わいっていただきたい!と提案いただいた自社畑のイスラ・デ・マイポヴァレーのコクあり赤ワイン。
このワインのコンセプトが、自社畑「イスラ・デ・マイポ」のテロワールを表現し、今まで幾度となる困難を乗り切り、ぶどう栽培に情熱を注いで作ったまさに、テラマターの真髄とも言えるワインです。
テラ・マター(母なる大地)がイスラ・デ・マイポを包み込むような優しいイラストが書かれているラベルが印象的にです。
カベルネソーヴィニヨンらしい果実の凝縮感があり、樽熟成して深みのある味わいが特徴です。
チキンソテーやハンバーグなどグリル料理とのペアリングをおすすめします。
プンティフェレール カベルネソーヴィニヨン レセルバ
チリで話題の新鋭ワイナリー「プンティ・フェレール」の情報を聞き、どうしても気になって訪問しました。 大量生産のワインが多いチリでは珍しく、家族経営で自社畑のほぼ有機のぶどうを使用し、濃厚ですが洗練された味わいのワインを造り出しています。
これはコスパがあって美味しい!と買付隊が納得したワインがこちらです。
完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンを手摘み収穫し溢れんばかりの果実味とコクを持ちつつも、ナチュラルで柔らかな味わい。一部をフレンチオークとアメリカンオークで8か月間熟成させてることで、芳醇な樽の風味と濃厚な果実味のバランスが素晴らしい1本です。
南米ワインの魅力をお楽しみください!
買付隊 福井