【蔵直Ⓡワイン定期便】5月地酒倶楽部・蔵コース

5月も半ばを過ぎ、青空もまぶしく若葉の緑が目にしみる季節となりました。
ヴィノスやまざきでは、少しずつ遅れていた入荷便も到着し始め、これからの季節におすすめのお酒をご紹介させていただいております。ぜひ、各店舗、WEBショップをのぞいていただければ幸いです。

今月の「地酒倶楽部 蔵」は、「辛口日本酒」の名門:三千盛(みちさかり)が醸す発酵により発生した炭酸ガスを瓶内に閉じ込めたスパークリング清酒と、食べ出したら止まらない「しょうゆ豆」をご用意いたしました。素材を活かすお酒と素材の味を楽しめるおつまみの組み合わせをご堪能ください。

[岐阜]三千盛 アクティブスパークリング
[岐阜]しょうゆ豆

ストーリー

岐阜県多治見市に安永年間に創業した「三千盛」。
からくちの銘酒としてご愛飲される「三千盛」も、明治の中頃までは「金マル尾」「銀マル尾」「炭マル尾」の三種の銘柄で親しまれ、その後「黄金」と変わり、昭和初年に上級酒のみを、初めて「三千盛」と銘うち、今日の三千盛が誕生致しました。

戦後の甘口全盛の中、「からくち三千盛」は、苦労の連続でした。

もっと甘くしなければとても売れない、という声が社の内外から聞こえました。

しかしその中でも、「今の味を変えるな」と励ます方もありました。

この方々に力づけられて「それならば何とか、辛口でしかも口当りがやわらかく飲み易い酒を造ろう」と、努力を続けて来ました。

水みたいに抵抗なくいくらでも飲めて、しかも日本酒独特の旨さがあり、酔いざめのいい酒。

これが最高の酒だと信じていたからです。

「甘口でなくては売れない」という周囲の声の中理想の「からくち」を求めて精米歩合50%、日本酒度プラス10の、その頃では大変珍しいすっきりとしたからくちの酒を造り「三千盛特級酒」として発売しました。
甘口の時代といえども日本全国より「からくち」を探し求めてやまない愛飲家もいました。

世の中広いようで狭いもので、偶然にも作家の 永井龍男氏との出会いがこの酒のその後を大きく変えていきました。
永井龍男氏の推薦にて多くの方々に口にしていただく機会に恵まれ「三千盛でなければダメだ」という愛飲家が現れ、全国に点在する有名な料亭や寿司屋などにも置かれるようになり、今日の「からくち三千盛」があります。


今回のお酒「三千盛 アクティブスパークリング」は、初夏に楽しむお酒として造られた季節限定酒です!

同郷の素朴な味わいのしょうゆ豆と合わせてお楽しみくださいませ。

商品詳細

日本酒:【三千盛 アクティブスパークリング】

このお酒は醗酵により発生した炭酸ガスを瓶内に閉じ込めたスパークリング清酒です。

通常のにごり酒は辛口でも甘味と旨味を強く感じるものが多いのが一般的ですが、「からくち三千盛」が造るスパークリング清酒は一味違います!

味わい:にごり部分が旨味を感じるいいアクセントになり、シュワシュワ感とキレのある後口が楽しめる、からくちにごり酒です。

産地:岐阜県 

蔵元:三千盛 

酒米:国産米 精米歩合:45% 



おつまみ:【しょうゆ豆(京都府)】

定期便の試食会で店長がその味わいに一目ぼれ!岐阜の三千盛に合わせるなら、このおつまみ!と満場一致で決まりました。

味わい:国産の青大豆を醤油だしでじっくりと漬け込みました。低脂肪で甘味の強い青大豆は、噛むほどに旨みが増してきます。

最後に、次回6月の店頭お引き渡しは、6月22日(土)の開始を予定しております。

(発送は22日以降のお届けとなります。)

※入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。



それでは、来月の地酒倶楽部・蔵コースでお会いしましょう!

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