どんなに美味しいワインをコスパ良くご提供しても、
「アルコールが弱い、ワインが飲めない私たちには意味がない!」
と、25年前に母から叱られ
「酒屋のおかみが納得する、低アルコールで美味しい、ポリフェノールたっぷりの ワインを作りなさい!それでなければ、貴女を認めない」
と、厳しい宿題を出した母。
悔しくて、絶対に造る!と取引先すべての蔵元にお願いするも、なかなか造ってもらえず、南フランスの蔵元にお願いして出来上がったのが、アルコール6%(通常の赤ワインの半分以下)で、甘さも心地よい渋みもあり、味にうるさい母が認めたくれた「ソレイユ キュベ・ユーコ」。
蔵元がユーコのお母さんのためだよ、特別だよ、「ユーコ用」と造ってくれた キュベ・ユーコを、そのままワイン名にさせていただきました。
ソレイユは「太陽」という意味。
女性は太陽、そんな想いで造っていただいたヴィノスの特注ワイン「ソレイユlキュベ・ユーコ」は、店頭だけでなく、QVCテレビショッピングでもベストセラー賞をワインで初めて受賞するなど、大ヒット商品になりました。
ところが、数年前に、南フランスの蔵元から、「もう、造れない」との連絡が。
ぶどうの収穫量が落ちてしまい、普通のワインに使用したいので、ソレイユはもう造れないと。何とか継続をお願いするも、生産量はぐっと落ちてしまいました。
たくさんのお客様に愛していただき、多くの「ワインは苦手、アルコールは苦手」という方々が、「このワインで、ワイン好きになりました。」と、おっしゃって下さる奇跡のワイン。
大学生の時にこのワインに出会いヴィノスに入社した社員もいるのに、どうしよう・・・
そんな時、思い浮かんだのが、オーストラリアの無名産地で高級ワインを造るカラブリア・ファミリー、ブラックシラーズや貴腐ワインで大人気の蔵元です。
最近は、オーストラリアを代表する10万円クラスの高級ワインに負けない「アイコニック」という素晴らしいワインが話題になっていて、高級ワイン路線をすすんでいると思ったのに、
「ヴィノスやまざきのお客様の為だったらなんでもするよ。一緒に造ろう。」
と、声をかけてくれた、長年のパートナーのアンドリュー(上記写真・右)。
コロナ禍から、何度も試作品を送ってもらい、お互いに納得できる、素晴らしいソレイユ キュベユーコ&アンドリューが出来上がりました。
ソレイユ・キュヴェ・ユウコ(R)&アンドリュー|ヴィノスやまざき|ワイン通販
あまりにもおいしくて、その美味しさの秘密を知りたい!という、社員と共に、このワインの美味しさの秘密を探りにオーストラリアに行ってきました。
カベルネソーヴィニヨンとメルローを中心に、なんとランブルスコ(イタリアぶどう品種)を使っているのです。
カラブリア・ファミリーは、イタリア移民。
美味しいワインを造る為に、お祖父ちゃんの代にオーストラリアに移民。現在の当主のお父さんのビルさんは、ワインを造るためには、大手ワイナリーのボトル洗いの仕事まで受けて 資金を貯めました。
そして、現在では、オーストラリアの他社のワインまで助ける、そんなワイナリーに成長しました。
ランブルスコを、極限まで収穫を待ち、干しブドウに近い状態にまでして「遅摘み」をするので、その甘さは、上品でまるで貴腐ワインのよう。
どんなワインも最後は、当主のビルさんが味をチェックしますが、なんとビルさんは、
アルコールが苦手な体質
だそうなのです。
だからこそ、舌が繊細で、その唎酒力は天才的です。
少しでも体に悪い添加物の入ったワインは一切飲めない、バランスの悪いワインもだめ、そんなビルさんが、最後に「これなら」と、太鼓判をおしてくれたのが、「ソレイユ・キュベ・ ユーコ&アンドリュー」。
長年のパートナーの2社が力を合わせて作ったワインなので、二人の写真をラベルに しました。
長年のパートナーだからこそ出来たワイン 。
長年の下積みを経て、ぶどうの樹齢が時を来るのを待てたので造ることのできたワイン。
それが「ソレイユ キュベ ユーコ&アンドリュー」。
ワインが苦手な方も
アルコールを控えている方も
いえ、ワインが大好きな方も
皆で楽しんでいただきたい、そんな想いのワイン。ぜひ、お試しください。
ソレイユ キュベ ユーコ
のユーコ こと 種本祐子