1979年のパリティスティングで、フランスの格付けワインを押しのけ、何と一位になったのがカリフォルニア ナパ・ヴァレーの赤ワイン。
今や、100万円を超えるワインも一つではない、世界屈指の生産地となりました。
今や、100万円を超えるワインも一つではない、世界屈指の生産地となりました。
ナパ・ヴァレーワインのブームをけん引したのは、「オーパス・ワン」ではないか、業界の方々が良く口にされます。
1993年に日本で初めてのカリフォルニアワイン マスターコンテストで優勝し、カリフォルニアに研修に行かせて頂いた頃、オーパス・ワンのファーストヴィンテージがリリースされ、話題になっていました。

それまで、ほとんどのワインが、「ヴァラエタル ワイン」品種をラベルに記載する
「ワイナリーの名前+品種名」のワインが、主流でした。
「ワイナリーの名前+品種名」のワインが、主流でした。
が、オーパス・ワンは「メリタージュ」ワイン。
メリタージュとは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロほかボルドーワインで使われる品種を何種かブレンドして造る、ボルドースタイルのワインのことを言います。
そして、多くはフレンチオーク(フランス製の樽)で熟成した、ボルドーの高級ワインのようなワインなのです。
オーパス・ワンが、どんどん日本で有名になり、ナパ・ヴァレーが多くの人に知られる産地となり、初代ワインマスターとしては嬉しかったのですが…..
人気と共にオーパスワンは、どんどん高くなり、初めて扱った時は8000円位だったのが、今や10万円近くにもなるワインとなってしまったのです。

「本当に高品質で美味しいワインを、手頃な価格で飲んで頂きたい。」
そんな想いでワインに人生をかけることになりました。
そんな想いでワインに人生をかけることになりました。
しかし、オーパスワンをかつてのように1万円以下で売ることは不可能。
そんな私の想いを、長年のパートナーであるストーンヘッジのオーナー・シャヒンさんが、創業100年のお祝いとして「オーパスワンに負けないようなメリタージュワイン」を造って下さったのです。
そんな私の想いを、長年のパートナーであるストーンヘッジのオーナー・シャヒンさんが、創業100年のお祝いとして「オーパスワンに負けないようなメリタージュワイン」を造って下さったのです。

飛ぶように売れ、メリタージュワインは、ヴィノスやまざきの大ヒット商品となりました。

そして、昨年、ヴィノスの直輸入30周年を記念して、造って頂いたのが、
30thアニバーサリーブレンド「メリタージュ・プレミアム」なのです。

何が、プレミアムかと言いますと、
ナパ・ヴァレーの中でも最高の地区の葡萄畑の葡萄で造って下さったこと。
たとえば、Mt.Veeder(マウント・ヴィーダー)、Carneros(カーネロス)、Yountville(ヨントヴィル)、そしてOak Knoll(オークノール)など、数万円、数十万円のワインに使われる地区の畑の葡萄を使って頂いたのです。
ナパ・ヴァレーの中でも最高の地区の葡萄畑の葡萄で造って下さったこと。
たとえば、Mt.Veeder(マウント・ヴィーダー)、Carneros(カーネロス)、Yountville(ヨントヴィル)、そしてOak Knoll(オークノール)など、数万円、数十万円のワインに使われる地区の畑の葡萄を使って頂いたのです。
使って頂いた品種は、カベルネソーヴィニヨン42% メルロー27%、シラー12%、ジンファンデル13% カベルネフラン6%。
これらを新樽のフレンチオークとアメリカンオークで12カ月熟成、何とも贅沢なワインです。
単一品種なら、良い葡萄一種類があればできます。
しかしメリタージュは、これだけの品種の葡萄を、すべて高級ワインを造る同じ畑から調達するので、本当に手間とお金がかかります。
しかしメリタージュは、これだけの品種の葡萄を、すべて高級ワインを造る同じ畑から調達するので、本当に手間とお金がかかります。
ですので、最近では、オーパス・ワンのようにブランドで高く売れるワイナリーしかメリタージュワインを造らなくなってきた、という話も聞きます。

ブラックチェリーのような黒くて甘い果物の香りが溢れ、さらに豊かなミネラルや乾燥したハーブ、官能的とも言っていいような甘く甘美なブラックチェリーの香りがぐんぐん押し寄せてきて、口の中いっぱいにリッチな果実味と、がんとした渋み、滑らかな旨みに、本当に幸せな気持ちになってきます。

もしかしたら
もしかしたら
もしかしたら、オーパス・ワンクラスのワインを手頃な価格で、という私の生涯の夢が
形になったのかもしれません。
30年間の葡萄畑の方々との強いネットワークを持つストーンヘッジのシャヒンさんと、人生をワインにかけてきた初代カリフォルニア ワインマスターの種本と、どんな時でも諦めないヴィノスやまざき社員の強いパッションが、このワインを生み出したのでしょうか。
いえ、
ずっと、ヴィノスやまざきを信じ、ストーンヘッジを信頼し、ワインを飲み続け
育てて下さった、お客様おひとりおひとりのお蔭なのです。
このワインは、そんな皆様の人生に敬意を表したワイン。
もちろん、これからワインを飲んでいかれる若い皆様にもぜひ、飲んでいただきたいワインです。
オーパスワンに負けないワインを造りたい!
そんな無鉄砲な人たちが人生をかけて造ったワイン、お楽しみいただけたら幸いです。
買付隊長
種本祐子
種本祐子