夏の猛暑も徐々に終わりを迎え、秋を感じる季節となってきました。
フランスでは収穫が始まり、いよいよ本格ワインシーズンが始まろうとしています。9月下旬からは、ヴィノスやまざき買付隊も現地を訪問する予定です。素敵なワインとの出会いがありお客様にご紹介できるのか、今から待ち遠しいです。
また、これからボジョレー・ヌーヴォーのご予約がスタートし、年末に向けて新着ワインなど続々入荷する予定となっておりますので、是非ご期待ください。
今月のワイン30周年記念人気蔵元のおまかせコースはこちらです。
今、注目の南米ワイン特集です。先日、ヴィノスやまざき買付隊(私も)が南米を訪問し、品質の向上だけでなく、サステイナブルな造りを実践し、今のトレンドをしっかりと抑えていて非常に刺激を受けました。
・ビニャルバ トロンテス(アルゼンチン)
・ガルソン シングルヴィンヤード ピノ・ノワール(ウルグアイ)
・テラマター ヴィンヤードリザーヴ カベルネソーヴィニヨン/カルメネール(チリ)
まずは、白ワインから
ビニャルバ トロンテス
トロンテスっていう品種を聞いたことありますか?
今やアルゼンチンの白ワインを代表するぶどう品種となります。
味わいの特徴を一言でいうと、華やかで上品な果実味。
香り豊かな白ワインがお好きな方でしたらきっと納得していただけるでしょう。
私も、個人的にトロンテスが好きで色々飲んできましたがビニャルバのトロンテスを飲んだ時に衝撃を受けました。
「洗練された果実味、ライチや洋ナシ、ほんのりトロピカルなフルーツ感もありちょっぴり酸味があり品があり美味しい」
と素直に感じました。
ビニャルバは、最高樹齢102年のマルベックの畑を所有しており、濃縮したぶどうを使用したワインは驚くほどの力強さと濃縮感にあふれている赤ワインを得意としていますが、隠れた人気ワインがこのトロンテス。
しかも、標高1,000mを超える銘醸地ウコ・ヴァレーの畑のぶどうを使用。
アンデス山脈の麓に位置し、とにかく標高が高い自社畑は、ぶどう栽培に最高のロケーションで、まさに秘境の地… 農薬を極力使わない自然派農法を行い、昼夜の寒暖差も20度ほど違うため、骨太ながら凝縮したぶどうが育ちます。
私も一度、現地を訪問しましたが雄大なアンデス山脈を背にぶどう畑があり、圧倒された記憶があります。
合わせるペアリングとして、ちょっぴりスパイシーな料理や中華の飲茶などと合わせても面白いと思います。
・ガルソン シングルヴィンヤード ピノ・ノワール(ウルグアイ)
現地で試飲をしましたが、さすがの一言。
新大陸らしい果実味も感じましたが、奥行きがあり余韻もながく洗練された味わいを感じました。
ガルソンとは、ワイナリー名でもありながら地域の名前です。
オーナーのアレハンドロ・ブルゲローニ氏がこの土地を選び、「ワイン造りに最適な土壌」だと言います。
「ウルグアイで本当に世界クラスのワインが出来るのか?」という周囲の声を押し切ってまで、この土地の可能性を信じて始めたガルソン。
今や世界トップクラスのワイナリーに成長し、ワイン専門誌『ワイン・スペクテイター』において、ウルグアイ初の世界TOP100ワインに選出されるなど、今後もますます注目される蔵元です。
また世界のワイナリーでは初となる「LEED」の認証を獲得。重力に逆らわない醸造方法やエネルギーは風力発電を使用、さらには湖まで作りとにかく環境を大切にしています。
1500以上細かく区分けされたぶどう畑は、全て手摘みで収穫
ぶどうを傷めないよう細部までこだわっています。
今回のピノノワールの魅力を最大限引き出すために、熟成もトーストしていないフレンチオークで12か月~18か月の熟成を行っております。
チェリーやブラックベリーの濃厚な赤い果実の風味が口の中でほのかに広がります。
適度な渋みと複雑な味わいを楽しめます。
ペアリングは、サムギョプサルやチキンソテー、サーモンムニエルなども相性が良いと思います。
・テラマター ヴィンヤードリザーヴ カベルネソーヴィニヨン/カルメネール(チリ)
ヴィノスやまざきは、日本でまだチリワインがそれほど注目されていない時期から直輸入がスタートしました。
その、きっかけとなったのが「テラマター」と出会ったからです。
ヴィノスやまざきのチリワイン直輸入第一号蔵元で、「テラ・マター=母なる大地」という名の通り、その土地の恵みを最大限に表現したワイン造りを行います。
とにかく、コストパフォーマンスが高い!
今回の、ヴィンヤード・リザーヴシリーズは、圧巻の品質です。
おまかせコースを選定する際に、通常にはない「カベルネソーヴィニヨン/カルメネール」の新しい組み合わせにワインにしたい!と思い決めました。
カルメネールは、チリを代表する品種の一つですが、元々はフランス・ボルドーワインのブレンド品種として栽培されていました。
今回も、カベルネソーヴィニヨンをブレンドすることで、ボルドースタイルの味わい、いやそれ以上にチリらしい果実味が加わりしっかりし味わいを楽しめます。
現在では、ボルドー5大シャトーの一つ「シャトー・オー・ブリオン」で醸造経験を積み、チリの名門「カネパ」で醸造責任者を10年間務めた女性醸造家パウラ氏が、醸造チームを率いています。
女性ソムリエが選ぶワインコンテスト「SAKURAワインアワード」では、女性ワインメーカー賞を受賞した実力派です。
このワイナリーの上のクラス「アルタム」は、日本のテレビ番組の目隠しテイスティングでボルドーの超有名ワイン(数十万円)と間違えられた程、奥深く複雑味のある味わいのチリワインを造っています。
カベルネソーヴィニヨン/カルメネールとのペアリングは、ローストビーフやハッシュドビーフなどお勧めします。
もちろん、生ハムやチーズなど気軽に楽しめるおつまみとも合わせてもOK
今月で半期終わりますが、引き続き後期もどうぞお楽しみください。
ヴィノスやまざきと一緒に、素敵なワインライフを楽しみましょう。
買付隊 福井