2022年も順調に生育した南フランス・ヌーヴォーの白ぶどう（シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン）と
黒ぶどう（シラー、メルロ）。
8月中旬から下旬にかけて無事に収穫が終了し、発酵も順調に進み、あとはワインになるのを
待つだけです！
白ブドウ
黒ブドウ
白のヌーヴォーは、グレープフルーツやパッションフルーツのような柑橘系の風味！
赤のヌーヴォーは、ブルーベリーやカシスのようなベリー系の風味！
本当に届くのが待ち遠しいです！！！
さてヌーヴォー（新酒）といえば、真っ先にイメージするのは、11月の第三木曜日に解禁するボジョレー・ヌーヴォー。日本は先進国の中でも最初にボジョレー・ヌーヴォーが飲めるということで、毎年のように午前0時とともに全国至るところで解禁イベントが開催されてきました。
ヌーヴォーが造られているのはボジョレーだけではなく、フランス各地、イタリア・ドイツ・スペイン、日本でも
造られています。
そんな中、当店が20年以上取り組んでいるのが、南フランス産のヌーヴォーです。
「ヌーヴォーは普通のワインに比べて割高だと聞いたけど・・・」
「え、南フランス・ヌーヴォーもボジョレー・ヌーヴォーも味は変わらないじゃないの？」
そのように思われる方も多いと思いますが、当店が取り扱っている南フランス・ヌーヴォーは全く違うのです。
■圧倒的なバリュー価格
南フランス・ラングドック地方はボジョレー地区に比べて気候が温暖なため、ぶどうの収穫も8月から9月にかけて行われ、地元ではボジョレー・ヌーヴォーより、約1カ月早い10月中旬にヌーヴォーが解禁と なります。
■ドメーヌもの
ドメーヌものとは、自社畑のぶどうを所有し、ぶどう栽培からワイン醸造まで一貫して行う生産者のことを
言います。
当店は20年以上前から毎年のように現地を訪問し、蔵元と様々な情報を交換し、納得した品質と
価格のワインだけを輸入しています。
■実力派の蔵元
醸造歴約30年のオロスケットさんは、地元のヌーヴォー・コンクールで過去何度も最高賞を受賞した実績もあります。また、地元新聞にも掲載されるほどの実力を持っています。
軽快な酸味と果実味を楽しめるボジョレー・ヌーヴォーに比べてオロスケットさんが造るヌーヴォーは、
白も赤もとてもヌーヴォーとは思えない凝縮した果実味と穏やかな酸味を感じる本格ワインです。
蔵元たちとの20年の絆を運ぶ、南フランス【船便】ヌーヴォーのご予約がスタートしました。
到着まで、少しだけお待ちくださいね！
え、待てない！？
そんな方には、オロスケットさんが造った濃厚白ワインをご紹介します。
シャトー・ラ・グラーヴ・プリヴィレージュ・白樽熟成 2018
最高樹齢80年を超える古木の地場品種マカブーを主体に使用することで味わいにコクと深みを与えます。
太陽の日が昇る前にぶどうの収穫を行うことで、フレッシュな酸味を保ちつつ、ゆっくりとした発酵を促すことができます。
高級ワインの熟成用に使用されることの多い、高価なフランソワ・フレールの新樽で長期間熟成させることで、きれいな樽の風味が溶けこみ、落ち着いた味わいになります。
綺麗な黄金色に輝き、白桃やパイナップルのような風味がグラスの中に広がり、穏やかな酸味と長い余韻を楽しめる白ワインです。
ヌーヴォーとは全く違ったテイストですが、当店が長年信じて取り組んでいるオロスケットさんが造る、ワンランク上の白ワインをお楽しみいただければ幸いです。
鶴見 明
【プロフィール紹介】 フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、現在に至る。
