ヴィノスやまざきがお届けしているワインの中に、謎に包まれた「秘密のワイン」があります。
それが、昨年奇跡の復活を果たしました、匿名ワインシリーズです。
新作の匿名ワインが、なんと3種類も発売されることになりました!
今朝から、お問い合わせも沢山頂いています。ありがとうございます。
匿名ワインは、ナパ・ヴァレーをはじめとするカリフォルニアの高級ワイン産地のワイナリーや畑のぶどうやワイン等を買い付け、その名前を明かさないという契約で販売しております。
その秘密を知っているのは、機密保持の契約をした社長だけとのことで…実は私たちスタッフにも知らされていないということです。
社長に「どんなワインなのですか?」と聞いても、笑顔で「それは言えないの」といわれてしまい…
それならば!と、今回は、新作匿名ワイン(しかも3本も!)の秘密に迫っていきたいと思います!
果たして、ラベルに書かれた産地と味わいからだけで秘密に迫れるのでしょうか…
①匿名ワインR ロゼ ラザフォード ナパ・ヴァレー 2018
早速飲んでみると…普段ロゼワインを飲まない私ですが、その味わいでロゼワインに初めて感動しました…
実は、これが匿名ワインシリーズ初のロゼワインだとか!
しかもぶどうは、数万円のワインも造られる産地、ナパ・ヴァレーの高級小地区「ラザフォード」…
品種も造り手も非公開ですが、果実味と柔らかな酸味の親しみやすい味わいに一目ぼれ間違いなしです。
ラザフォードのワインならロゼでも5,000円はくだらないのでは…と思っておりましたが、今ならお試し価格で2,980円(税別)!
え?本当にいいんですか?これは予想以前に、驚きの連続でした…
②匿名ワインTH カベルネ・ソーヴィニヨン チョーク・ヒル ソノマ・カウンティ2020
やはり匿名ワインといえば、カベルネ・ソーヴィニヨンを使った赤ワイン!
このワインは、ナパ・ヴァレーのお隣、ソノマのぶどうで造られています。
地域の中では温暖な気候と、生産地区の名前の由来ともなった火山灰性のミネラル豊富といわれる土壌を生かした味わいは、しっかりとしていながら、濃厚なだけでなくすべての要素が非常に丁寧…
華やかで複雑な香りと、口の中で広がる果実味、酸味、渋味の調和のとれた味わいでした。
ぶどうの品質の良さが感じられるので、きっと名のある畑のぶどうなのでは…と思ってしまいます。
飲んだ瞬間に「こんな白ワインを待っていた!」と、コクのある白が好きな私はノックアウトされました。
何とか聞くことができた情報では、実は通常のナパ・ヴァレーではなく、ワンランク上の小地区「オーク・ノール」地区のぶどうを使用するんだとか!
ナパ・ヴァレーの中では比較的冷涼な気候は、長い生育期間を経ることで、香り高いぶどうを産することができるので、この味わいも納得かもしれません。ナパ・ヴァレー産のシャルドネ種らしい、完熟したぶどうの濃縮感と木樽で熟成したクリーミーな味わいは、コクあり白ワインがお好みな方にもおすすめできるかもしれません。
実はこの数年間お届けすることができなかったのは、コロナ禍における物流やサプライチェーンの混乱や、カリフォルニアでも干ばつや山火事などで良いぶどうなどを調達することが以前に比べはるかに難しかった…
「もう一度飲みたい!」というお客様のお声に応えしたい…そんな想いで実現した今回の新作匿名ワイン。
ブランドではなく、本当に「美味しい!」「お客様にお届けしたい!」と納得したワインを、匿名のイニシャルデザインと産地名のみで販売しています。
そのため、ワイナリーブランドを大事にされる方には残念ながらおすすめできません。
今回も匿名ワインの秘密の核心に迫ることはできませんでした…本当に残念。
匿名ワインシリーズは数量には限りがございますので、ぜひこの機会にお試ししていただき、ご一緒にその秘密に迫れればと思います!